朝夕の宮仕へにつけ 004 ★☆☆

2021-01-1702 帚木

朝夕の宮仕へにつけ 原文・読み・意味/桐壺第1章04

朝夕の宮仕へにつけても 人の心をのみ動かし 恨みを負ふ積もりにやありけむ 

あさゆふ/の/みやづかへ/に/つけ/て/も ひと/の/こころ/を/のみ/うごかし

朝夕の宮仕えにつけても、女房たちの心を掻き乱し。

朝夕の宮仕へにつけ 大構造(御もて/三次)& 係り受け

〈[桐壺更衣]〉の宮仕へにつけても 人の心をのみ動かし

主〉述:一朱 二緑 三青 四橙 五紫 六水 [ ]: 補 /: 挿入 :分岐

「朝夕の…恨みを負ふ積もりにやありけむ」:挿入


物語の深部を支える重要語句へのアプローチ

心細げに:母になる不安

漠然とした不安ではなく、後見がないことに対する孤独感・将来不安。

前後の文脈および文の背景

懐妊と里下がり

少し後のくだりとなるが、帝は死に瀕した桐壺更衣の退出を許さず。

ここがPoint / 文法用語の説明

挿入とは

「いづれの御時にか」は、「述語がない」Aと考えるか。

桐壺 注釈 第1章04

負ふ 01-004

背負う、担う、引き受ける。

助詞の識別/助動詞:なり(断) けむ    べし

ためし なり べき御もてなしなり

助詞:格助 接助 係助 副助 終助 間助 助動詞

敬語の識別:思ほす  たまふ 

世のためしにもなりぬべきもてなしなり

尊敬語 謙譲語 丁寧語

附録:耳からの情報処理(語りの対象 & 構造型)

語りの対象:桐壺更衣人(女御や更衣)

朝夕の宮仕へにつけても  人の心 をのみ動かし》A
朝夕の宮仕えにつけても、女房たちの心を掻き乱し、


中断型・分配型:[A<]B<C<D<|*C<E:A、B<C<D、*C<E

 A<B:AはBに係る Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
 ※係り受けは主述関係を含む


〈直列型〉<:直進 :倒置 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
〈中断型〉φ:独立文 [ ]:挿入 :中止法


〈反復型〉~AX:Aの置換X A[,B]:Aの同格B 〈分配型〉A<B|*A<C ※直列型以外は複数登録、直列型は単独使用

2021-01-1702 帚木

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